世界大百科事典(旧版)内のヘンペル法の言及
【ガス分析】より
…(1)溶液吸収法 特定のガスを選択的に吸収する試薬溶液(たとえば水酸化ナトリウム水溶液は二酸化炭素を吸収する)を何種類か用意し,順次試料ガスと接触させてガス体積の減少量を測定し,各成分の体積%を知る方法。これにはヘンペル法,オルザット法などがある。(2)検知管法 細長いガラス管に対象成分と選択的に反応,呈色する試薬(たとえば硫化水素H2S用には微粒シリカゲルに硝酸鉛を担持させたもの)をつめておき,一定体積の試料を吸引導入したときの呈色(H2Sの場合,褐色)した長さから濃度を求める。…
※「ヘンペル法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」