世界大百科事典(旧版)内のヘンリー定数の言及
【ヘンリーの法則】より
…それによると,温度一定の条件下における気体成分Bの溶解度は,気相中のBの分圧pBに比例する。 pB=KxBここで,xBは溶液中に溶けている成分Bのモル分率,Kは圧力にはよらないが温度に依存する定数(ヘンリー定数)である。この法則が十分によく成立するのは,気相の圧力があまり高くなく,気体が理想気体の法則を少なくとも近似的に満足し,かつ気体の溶解度があまり大きくなく,溶液が十分に希薄な場合である。…
※「ヘンリー定数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」