《ヘ調の組曲》(読み)へちょうのくみきょく

世界大百科事典(旧版)内の《ヘ調の組曲》の言及

【サラバンド】より

…フローベルガーがバロック舞踊組曲に導入して以来,一般にクーラントとジーグの間におかれて組曲中の花形舞曲となった。18世紀後半に音楽の時代様式の交替とともに廃れたが,19世紀末から20世紀初頭にかけて器楽曲に復活し,ドビュッシーの組曲《ピアノのために》(1901)の第2曲,サティの《三つのサラバンド》(1887),A.ルーセルの《ヘ調の組曲》(1926)などが有名である。舞曲【正木 光江】。…

※「《ヘ調の組曲》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android