ベニビエニ,A.(読み)べにびえに

世界大百科事典(旧版)内のベニビエニ,A.の言及

【病理学】より

…また学問体系としての病理学には,生体の諸器官にあらわれる病的変化を逐一記載し,解析する病理学各論と,おのおのの器官系に起こった病変を,その性質や成立ちにしたがって分類し,統一的な概念でまとめ,病因に対する生体の反応様式に法則性を求めようとする病理学総論とがある。
[病理学の歴史]
 病理学という言葉が使われたのは,16世紀半ばにJ.フェルネルの著した《医学Medicina》第2巻〈病理学Pathologia〉(1554)が最初とされるが,臨床症状と臓器の病変をつき合わせながら,病気の本態を探ろうとする医学的態度は,15世紀後半のベニビエニAntonio Benivieni(1443‐1502)にさかのぼることができる。彼は100余人の患者について,生前の所見と病理解剖所見とを記載した《病気の隠れた不思議な原因について》を著し(1507),病理解剖学の父といわれる。…

※「ベニビエニ,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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