世界大百科事典(旧版)内のベラーヤテ・ファキーの言及
【十二イマーム派】より
…このようにイマームが隠れている間は,法学者(ファキーフ)だけがイマームの意図を知って信徒に指示を与える役割を行使する。イラン革命指導者ホメイニーが提起した〈法学者の統治(ベラーヤテ・ファキー)〉とはこのことを指している。スンナ派と同様に聖典コーランに次ぐ第2の典拠としてハディースを認めるが,さらに各イマームの言行をまとめた聖言行録(アフバールakhbār)をも重視する。…
※「ベラーヤテ・ファキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」