世界大百科事典(旧版)内のベリー公ジャンの言及
【ブールジュ】より
…12世紀初頭ブールジュ子爵領の売却により王領地に編入されたが,その後,同市を中心とする旧ベリー州は公領とされ,親族封として何人かの親王に与えられた。なかでも,ジャン2世の子,ベリー公ジャンJean de France,duc de Berry(1340‐1416)は美術の守護者としても知られ,ランブール兄弟の手になる《ベリー公のいとも豪華なる時禱書》は同公の注文による。百年戦争中には,1420年のトロア条約により王太子の位を廃された。…
※「ベリー公ジャン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」