世界大百科事典(旧版)内のベルケ・サライの言及
【サライ】より
…旧サライはボルガ川の支流アフトゥバ河岸に位置し,バトゥ(在位1227‐55)の建設にかかり(バトゥ・サライ),彼はここを首都と定めた。新サライはこのやや上流にベルケ(在位1255‐66)によって建設され(ベルケ・サライ),ウズベク(在位1312‐42)の初期に新しい都となった。両都市とも政治都市であると同時に東ヨーロッパ,西アジア,中央アジアを結ぶ交易網のうちの要地にあたり,商業都市として栄え,13世紀の旅行家イブン・バットゥータはそのようすを伝えている。…
※「ベルケ・サライ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」