世界大百科事典(旧版)内のベルゴニエ=トリボンドゥの法則の言及
【放射線障害】より
…したがって分裂能力が障害を受けることになる。分裂の盛んな細胞,分化能力の高い細胞ほど,放射線の作用を強く受ける(これをベルゴニエ=トリボンドゥの法則という)のは,この理由による。また,DNA損傷の結果,誤った情報がDNA分子の中に組み込まれると,正常の細胞に分化しないで,変質した細胞になることになり,結果的には,癌細胞を生じたり,異常な生殖細胞を生ずることになる。…
※「ベルゴニエ=トリボンドゥの法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」