ベル,A.(読み)べる

世界大百科事典(旧版)内のベル,A.の言及

【学校】より


[産業革命と学校]
 一方,中世末期以来,手工業の発展とともに,同業組合学校や徒弟学校,さらに実科学校などが設置されるようになっていたが,学校が特定の上層階級の人のものでなく,広く一般民衆にとっても必要不可欠の存在とみられるようになるのは,産業革命に続く19世紀中葉のナショナリズムの高揚をまたなければならなかった。フレーベルは,人間は少年時代になると〈学校の人Schüler〉になるといった(日本では中国渡来の〈学童〉の語を,明治以来小学生にあてた)。彼によれば,学校は〈人間が自己の外にある事物やその本質を,それらに内在している特殊な法則や普遍的な法則に従って認識するように導かれるところであり,またその認識に到達するところ〉である。…

【ブリタニカ百科事典】より

…初版は全3巻,1768年から71年にかけて刊行された。エジンバラの版画家ベルAndrew Bell(1726‐1809)と印刷業者マックファーカーColin MacFarquhar(1745ころ‐93ころ)が,印刷業者で学者のスメリーWilliam Smellie(1740‐95)に編纂を依頼,2段組み四つ折本100分冊を毎週刊行する計画で出版を始め,完結後3巻にまとめた。従来の百科事典の方針は〈科学を個々の術語に分解し,アルファベット順に並べて説明しようとする愚行〉だとして,科学の原理を体系的に叙述することを試みた。…

※「ベル,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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