ベレンガーリオ(読み)べれんがーりお

世界大百科事典(旧版)内のベレンガーリオの言及

【オットー[1世]】より

…オットーはさらにローマで皇帝戴冠を望んだが,教皇アガペトゥス2世に拒否され,本国の政治不安の報に接し軍を返した。その後ベレンガーリオ2世の南下に脅かされた教皇ヨハネス12世の要請をうけて961年再度イタリアに遠征,ベレンガーリオを破って北イタリアを支配下に置き,さらにローマに進んで教皇より神聖ローマ皇帝の帝冠を受けた(962,神聖ローマ帝国の成立)。972年ビザンティン王女テオファノと息子オットー2世との結婚を実現して,皇帝権をビザンティン帝国にも認めさせ,文芸の振興にも意を用い,オットー朝ルネサンスを招来した。…

【解剖学】より

…主として生物体を〈解き剖(さ)いて〉,すなわち切り開いて,生物の構造について観察,記述,研究する学問。形態学の一分野。対象によって,人体解剖学human anatomy,動物解剖学animal anatomy,植物解剖学plant anatomyに大別される。
【解剖学の歴史】
 死んだ動物の体をばらばらにすることは,ことに肉食文化圏では,太古から行われていたにちがいない。人類の知恵がある水準にまで達し,医学的な関心をもって人体解剖が行われるようになったのはおそらくエジプト文明以後であろう。…

※「ベレンガーリオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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