世界大百科事典(旧版)内のベート・ハッミドラーシの言及
【シナゴーグ】より
…この礼拝形式は後のキリスト教やイスラムのそれの基礎となった。またシナゴーグには,一種の義務教育としてユダヤの少年たちに旧約聖書本文を教える学校(ベート・ハッセーフェル)と,より高度の律法研究機関(ベート・ハッミドラーシ)が付設され,シナゴーグはしばしば学校と同一視された。神殿崩壊後は,シナゴーグは文字どおりユダヤ民族の精神的統合のシンボルとして,民族維持の原動力となった。…
※「ベート・ハッミドラーシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」