世界大百科事典(旧版)内のベートマン・ホルウェークの9月綱領の言及
【第1次世界大戦】より
… このような戦局の変動とともにドイツの戦争目的も動揺した。ドイツ政府が戦争目的をまとめた最初の公文書は1914年9月9日の〈ベートマン・ホルウェークの9月綱領〉である。帝国宰相T.vonベートマン・ホルウェークの名前でまとめられたこの綱領は,フランスを強国として再建できないほど弱体化させ,ロシアをドイツの国境からできるかぎり押し戻すことを内容とするもので,さらにベルギーを衛星国にし,中央アフリカに植民帝国の建設をうたっている。…
※「ベートマン・ホルウェークの9月綱領」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」