世界大百科事典(旧版)内のベーンギーの言及
【チャールキヤ朝】より
…後の王は有力化した封臣たちをおさえることができず,王朝は12世紀末には滅亡して,その領土は北をヤーダバ朝,南,東をホイサラ朝,カーカティーヤ朝の諸勢力によって分割された。 一方,プラケーシン2世によってアーンドラ地方に派遣されたビシュヌバルダナは,7世紀前半に独立して都ベーンギーVeṅgīを中心に栄える東チャールキヤ朝を打ち立てた。歴代の王はラーシュトラクータ朝と抗争し,支配が一時中断したこともあったが,チョーラ朝のラージャラージャ1世の援助で再興した。…
※「ベーンギー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」