世界大百科事典(旧版)内のペッツバルの条件の言及
【収差】より
…像面湾曲と非点収差はともに,ザイデルの近似の範囲では画角の2乗に比例して増大するので,画面上で中心から離れるに従って,まずコマ収差が現れ,次に非点収差や像面湾曲が顕著になる。非点収差と像面湾曲が同時に補正される条件はペッツバルの条件と呼ばれている。(4)歪曲 以上にあげた四つの収差はいずれも像の鮮鋭さを損なうものであるが,歪曲は形の再現性を劣化させるものである。…
※「ペッツバルの条件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」