ペディプレーン(読み)ぺでぃぷれーん

最新 地学事典 「ペディプレーン」の解説

ペディプレーン

pediplain ,pediplane

乾燥(地形輪廻の終末地形。湿潤地域の河食地形でみられる準平原に対応する用語で,乾燥準平原砂漠準平原などと呼ばれてきた。湿潤地域の準平原が斜面勾配を減じながらつくられる波状の小起伏地であるのに対し,ペディプレーンは,ペディメント背後の斜面が平行後退しながら形成されるきわめて平滑な地形で,ところどころにインゼルベルクが点在する。この過程ペディプラネーションと呼んでいる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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世界大百科事典(旧版)内のペディプレーンの言及

【乾燥地形】より

…これは〈島山〉を意味するインゼルベルクInselbergと呼ばれる。さらに浸食がすすむとインゼルベルクも消滅し平たんで広大な終末地形であるペディプレーンpediplainとなる。乾燥地域で地盤運動や風による浸食によって盆地が形成されると,流水が海まで到達せず内陸流域が形成されることがある。…

【ペディメント】より

…ペディメントの拡大が進むと,山地はインゼルベルクInselberg(ドイツ語)と呼ばれる孤立丘となる。インゼルベルクも消滅するとペディプレーンpediplainと呼ばれる広大で平坦な終末地形となる。ペディメントは山地斜面が機械的風化作用により後退した結果形成されたとする見解が一般的であるが,オーストラリアなど安定陸塊では,ペディメントの部分が化学的風化を受けた後に風化物質が洗い流され,未風化の部分が山地として現れたとの見解もある。…

※「ペディプレーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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