ペヒシュタイン,M.(読み)ぺひしゅたいん

世界大百科事典(旧版)内のペヒシュタイン,M.の言及

【ゼツェッシオン】より

…しかしゼツェッシオンも評価の確立とともに保守化し,1910年ころには,新たに登場してきた表現主義の芸術家に対して守勢に回ることとなった。W.カンディンスキーを中心とした〈ミュンヘン新芸術家協会〉の設立(1909),ペヒシュタインMax Pechstein(1881‐1955)を中心としたベルリンでの〈新ゼツェッシオン〉の設立(1910)など反ゼツェッシオン運動が起こり始めたことは,この運動の役割の転回を物語っている。以後ゼツェッシオンは保守派の拠点となってゆく。…

【ブリュッケ】より

…後にベルリンのミュラーOtto Mueller(1874‐1930)を加え11年ベルリンに移住。ほかにブライルFritz Bleyl,ノルデ,ペヒシュタインMax Pechstein(1881‐1955)や外国の画家たちなど,何人かのメンバーの出入りがあった。しかし13年にキルヒナーが執筆した《ブリュッケ小史》が,明確な宣言をもたないというブリュッケの基本姿勢に反するとして意見が対立し,解散した。…

※「ペヒシュタイン,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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