ペントリニウム(読み)ぺんとりにうむ

世界大百科事典(旧版)内のペントリニウムの言及

【血圧降下薬】より

…また,連用によってしだいにレセルピンのようなノルアドレナリン枯渇作用が現れるといわれている。交感神経の興奮を神経節で遮断するものに,ヘキサメトニウム,ペントリニウム,メカミラミンなどの神経節遮断薬がある。これらは最も強力な血圧降下薬に属し,高血圧治療に有効性が認められた最初の薬物ということができるが,激しい副作用をともない,また必然的に副交感神経節も同時に遮断するため,交感神経系により選択性をもつ薬物が開発された現在ではほとんど使われていない。…

【自律神経薬】より


[自律神経節遮断薬ganglion blocking agent]
 自律神経節細胞のアセチルコリン受容体(ニコチン様受容体)に結合して,アセチルコリン感受性を低下させ,興奮の伝達を遮断する薬物。代表的なものとして,ヘキサメトニウム,メカミルアミン,ペントリニウムなどがある。交感神経節も副交感神経節も,ともに遮断する。…

※「ペントリニウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む