ペーゼルセン,C.(読み)ぺーぜるせん

世界大百科事典(旧版)内のペーゼルセン,C.の言及

【デンマーク】より

…中世後期(1350‐1500)には国語による聖俗両種の文学が興隆し,なかでも独特な作品として,デンマーク最古の印刷物(1495)ともなった《韻文年代記》がある。 16世紀は宗教改革と人文主義の時代で,国語文学で最大の記念碑は,《クリスティアン3世欽定訳聖書》(1550)で,その翻訳の中心は,人文主義者ペーゼルセンChristiern Pedersen(1475ころ‐1554)とシェラン管区監督パラディウスPeder Palladius(1503‐60)である。17世紀になると,古典古代の詩芸に拠って芸術詩と呼びうる作品が初めて現れ,〈デンマーク詩芸の父〉アレボーAnders Arrebo(1587‐1637)牧師がフランスのデュ・バルタス作《聖週間》にならって天地創造の《六日物語》をまとめた(1630‐37)。…

※「ペーゼルセン,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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