世界大百科事典(旧版)内のホイットリー協議会の言及
【ホイットリー委員会】より
…委員会は17‐18年にわたって5回の報告を提出し,産業,地域,事業所の3段階に労使の代表による協議機関を設け,各段階の委員会を相互に関連させながら全領域での産業平和を安定させる方式を提唱した。この提唱により設けられた協議機関のことをホイットリー協議会Whitley Councilないしホイットリー委員会という。主要な労働組合は従来どおり団体交渉制度によって労働条件を決定する方式を好んだので実際にはあまり普及しなかったが,公務員の労使関係で制度化されたほか,労使協議制の普及に貢献した。…
※「ホイットリー協議会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」