…手のひらでおすので掌托といったが包丁やめん板を使うようになると,掌托の必要がなくなり不托と呼んだ。日本における掌托の法には,団子汁(だごじる)(大分県),ひんのべ,ぶっこみ(長野県)などがあり,〈ほうとう〉(山梨県郡内地方),〈ほうちょう〉(宮崎県日向地方)も餺飥から出た名である。みそ汁や小豆汁に入れて煮込んだりする。…
…こうして餺飥は〈ほうとう〉と呼ばれるようになり,それがさまざまな変化をして今に伝えられている。 現在日本の各地に郷土料理として〈ほうとう〉〈ぼうとう〉〈ぼうと〉〈ほうちょう〉〈はっとう〉〈はっと〉などと呼ばれる食べものが広く分布しているが,これらはおおかた餺飥の子孫である。それらに共通するのは小麦粉,あるいはそば粉を使うことで,小麦粉の場合は幅の広い平うどんにするか,粉を練ってだんご,あるいはつみいれにする。…
※「ほうちょう」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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