世界大百科事典(旧版)内のホスピティウムの言及
【施療院】より
…無料で貧民の病気を治療するために設立された一種の慈恵病院をいう。この言葉の語源はラテン語のホスピティウムhospitiumから来ており,原義は〈客人hospesを迎える場所〉である。古代の聖職者は医師とまじない師の性格を兼ねており,ギリシアの神殿ではアスクレピオス(医術の神),ヒュギエイアHygieia(健康をつかさどる女神)がまつられ,医者の養成所として,また病人の療養所として使われた。…
※「ホスピティウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」