世界大百科事典(旧版)内のホルマジン高分子の言及
【濁度】より
…これらの濁度成分は,きわめて微細なコロイド物質から比較的大きな粒子まで広範囲の分布をしており,定量に当たっては透視比濁法によるか光学的測定法を利用している。濁度の測定には,標準濁度物質としてカオリン(白陶土)かホルマジン高分子が使用され,カオリン1mgを蒸留水1lに含む場合の濁りを1度(1゜)と定義している。カオリンを標準物質とする濁度は,一般に濁りの高い水を測定する場合に適し,一方,ホルマジン高分子を利用する濁度は,濁度の低い水を精確に測定する場合に利用される。…
※「ホルマジン高分子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」