世界大百科事典(旧版)内のホンモンジスゲの言及
【スゲ(菅)】より
…このスゲは高さ70cmくらい,葉の裏面が粉白色で,日本からヒマラヤまで分布する。乾いた林下には鱗片が濃い紫褐色で美しいヒカゲスゲC.lanceolata Boottや,東京・池上の本門寺にちなむホンモンジスゲC.pisiformis Boott,山地の広葉樹林下には美しいタマツリスゲC.filipes Fr.et Sav.,ミヤマカンスゲC.dolichostachya Hayata ssp.glaberrima T.Koyama等が見られる。 海岸のスゲとしては,カンスゲを一段と大きくしたようなオニヒゲスゲC.wahuensis C.A.Meyer ssp.robusta (Fr.et Sav.) T.Koyamaがハワイから日本,台湾まで分布する。…
※「ホンモンジスゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」