世界大百科事典(旧版)内のホーマの言及
【護摩】より
…また護摩法,護摩供ともいう。サンスクリットのホーマhomaの音写で,焚焼,祀火の意味。本来はバラモン,ヒンドゥー教の儀礼で,供物を火中に投じ,煙にして天上の神に捧げて,祈願する祭式で,紀元前から行われる。…
【バラモン教】より
…祭式の場に勧請する神はさまざまであるが,なかでも火神アグニが重視された。祭壇に火をおこしてその中にバターや祭餅などを投げ込むことをホーマ(護摩)というが,これはアグニを通じて天界の神々に供物をささげることを意味する。 祭式を執行するのは司祭階級バラモン(婆羅門。…
※「ホーマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」