ボアソナード法典(読み)ぼあそなーどほうてん

世界大百科事典(旧版)内のボアソナード法典の言及

【ボアソナード】より

…これが日本最初の近代法典である。ついで79年から,私法の基本法をなす民法典の草案起草にかかり(ただし,親族,相続の部分は日本人が起草),10年の歳月をかけて完成し,日本側の手続を経て圧縮され,90年に公布(旧民法典またはボアソナード法典とよばれる)された。この間,前年春から法典論争がおこり,延期派と断行派が激しく争ったすえ,旧民法典は施行延期となった。…

※「ボアソナード法典」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android