世界大百科事典(旧版)内のボンデ処理の言及
【化成処理】より
…皮膜化合物としてはリン酸塩,クロム酸塩,塩基性塩,酸化物,硫化物などがあり,塗装の下地処理,塑性加工のための潤滑,耐食性の向上,表面の化学着色などに利用される。鉄鋼のリン酸塩処理phosphatingは,登録商標としてはパーカライジングとかボンデ処理と通称され,リン酸亜鉛,リン酸鉄の微小結晶をその表面に析出させ皮膜とする処理法である。アルミニウムに対する塗装下地にはリン酸亜鉛処理やリン酸クロム酸の混合処理などが利用されるが,アルミニウム本来のベーマイトAlOOH皮膜を改良利用する技術も盛んである。…
※「ボンデ処理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」