世界大百科事典(旧版)内のボンド・ガールの言及
【ジェームズ・ボンド】より
…このような設定は映画に最適であるためか,《ドクター・ノー》(1958)が1962年に映画化(《007は殺しの番号》)されたのを最初として,《ロシアより愛をこめて》(1957,映画化1963)など,ほとんどの作品が映画になっている。初代のボンド役はショーン・コネリーで,作品ごとに性的魅力あふれる若い女優(いわゆるボンド・ガール)が相手をつとめた。後にロジャー・ムーアもボンド役を引き受け,作者フレミングが64年に死んだ後も,他人が書いたボンド冒険物語が次々に映画化され,パロディ,漫画も登場,ボンドはターザンのような民衆のヒーローとなった。…
※「ボンド・ガール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」