世界大百科事典(旧版)内のポット試験の言及
【ワグネルポット】より
…1/2000aのポットには10~15kgの土壌が入り,窒素,リン酸およびカリを,成分量で各1g与えるのが施肥の標準とされる。 ワグネルポットを使用する農作物試験は,一般にポット試験または植木鉢試験と呼ばれ,圃場試験や枠試験に対して,より精密な試験や実験を行う際に試みられる。すなわちポット試験では,行き届いた管理のもとに精選された植物を育てることができ,施肥量や灌水量を厳密に規定し,また必要に応じて気象室に搬入するなどして,それぞれの影響を調べることができる。…
※「ポット試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」