ぽとり（読み）ポトリ

涙がぽとりと落ちる

• 彼女の頬を伝って涙がぽとりと落ちた。胸が締め付けられるような瞬間だった。
• 悲しみに耐えられず、涙がぽとりと床に落ちた。周りの誰もがその音を聞いた気がした。
• 静かな部屋で、涙がぽとりと落ちる音だけが響いた。彼の心にもその音が深く刻まれた。
• 涙がぽとりと手のひらに落ちた。その一滴が彼女の感情をすべて物語っていた。

物がぽとりと落ちる

• 古い書類が本棚からぽとりと落ちた。過去の記憶が蘇る瞬間だった。
• ペンが机の端からぽとりと床に落ちた。それが彼女の集中力を切らすきっかけになった。
• 風に揺られて、葉っぱが木からぽとりと落ちた。自然の静寂が心を落ち着かせた。
• ボールが手から滑り落ちて、草の上にぽとりと転がった。その瞬間、子供たちの笑い声が響いた。

雨がぽとりと降る

• 雨の滴が窓ガラスにぽとりと落ちる音が心地よかった。静かな夜の癒しだった。
• 初めての雨の音を聞きながら、赤ちゃんは安心して眠りについた。雨がぽとりと屋根を打つ音が子守唄のようだった。
• 傘を差しても、雨がぽとりと肩に落ちてくる。それでも彼は歩みを止めなかった。
• 雨がぽとりと木の葉を打つ音が、森の中で静かに響いた。その音が自然の息吹を感じさせた。