世界大百科事典(旧版)内のポリネシアン・トライアングルの言及
【オセアニア】より
…住民の皮膚の色が黒いことによる)は赤道以南のほぼ180゜の経線以西の島々をさし,ニューギニアから南東方向に伸びるビズマーク,ソロモン,サンタ・クルーズ,ニューヘブリデス(バヌアツ),ローヤルティ,ニューカレドニア,フィジーなどの諸島を含む。ポリネシア(同じく〈多数の島々〉の意)は,ほぼ180゜の経線以東の,北はハワイ,南西はニュージーランド,南東はイースター島を三つの頂点として描かれる,1辺およそ8000kmの巨大な三角形(ポリネシアン・トライアングルと呼びならわされている)に含まれる島々をさす。上記の3頂点に当たるもののほか,サモア,トンガ,ウォリス,エリス(ツバル),フェニックス,トケラウ,クック,ライン,ソシエテ,トゥブアイ(オーストラル),トゥアモトゥ,ガンビエ(マンガレバ),マルキーズ(マルケサス)の諸島がある。…
※「ポリネシアン・トライアングル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」