世界大百科事典(旧版)内のポリ4-メチルペンテンの言及
【ポリオレフィン】より
…ポリオレフィンの共重合体として,エチレン・プロピレン共重合体,エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA),アイオノマーionomer(エチレン・アクリル酸共重合体にナトリウムや亜鉛などの金属イオンを作用させて,イオン橋架け構造をもたせたもの),エチレン・ビニルアルコール共重合体,エチレン・塩化ビニル共重合体なども知られている。また,高級α‐オレフィンのポリマーとして,ポリ4‐メチルペンテンが工業化されている。これは耐熱性にすぐれ(熱変形温度90℃),軽く(比重0.83),結晶性高分子でありながら透明であり,耐薬品性,安全性にもすぐれているので,医療用途,家電分野,食器などに用いられている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」