世界大百科事典(旧版)内のポントゥスの言及
【カッパドキア】より
…範囲は時代によって違いがあるが,東はユーフラテス川を境にアルメニア地方に接し,西はトゥズ湖,南はトロス山脈によってキリキア地方と接し,北は黒海に及ぶ。ただしローマ時代以降,黒海に臨む北部はポントス(ポントゥス)地方として通例カッパドキアには含めない。アナトリア高原に当たり,冬の厳しい寒さと夏の乾燥のため農耕に適せず,牧畜がおもな生業となっている。…
※「ポントゥス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」