世界大百科事典(旧版)内のマイゼンハイマー転位の言及
【N‐オキシド】より
…還元剤(たとえばホスフィンなど)により,アミンに戻る。加熱すると,構造により,ヒドロキシルアミン誘導体R2NORになる場合(マイゼンハイマー転位と呼ばれる)と,ヒドロキシルアミンR2NOHとオレフィンになる場合(コープ脱離と呼ばれる)とがある。N‐オキシドは対応する第三アミンを酸化することにより得られるが,酸化剤としては過酸化水素,過酸,オゾンなどがよく用いられる。…
※「マイゼンハイマー転位」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」