マクマホン,H.(読み)まくまほん

世界大百科事典(旧版)内のマクマホン,H.の言及

【フサイン=マクマホン書簡】より

…第1次世界大戦の直前から,独立アラブ国家の首長たらんとする野望をもつメッカのシャリーフであるフサインは,対オスマン政府反乱と交換にアラブ独立をイギリスに認めさせようとした。彼は,大戦中の1915年7月から16年3月に至る間に,エジプト高等弁務官マクマホンHenry MacMahonと各5通の往復書簡を交わし,イギリスに戦後アラブ王国の独立を承認させ,16年6月の〈アラブ反乱〉に立ち上がった。サイクス=ピコ協定【前田 慶穂】。…

【マクマホン・ライン】より

…1914年3月,シムラ会議開催中に,イギリスとチベットが秘密裏に合意したイギリス領インド北東部とチベット間の境界線。イギリス側代表団首席のマクマホンHenry McMahonが線引きしたもので,東側はディプ峠から西はタワングをインド側に含め,ブータン国境に至るラインである。第2次大戦後,中華人民共和国はマクマホン・ラインをイギリス帝国主義の遺産として承認できないとの立場をとったが,1960年のビルマ(現ミャンマー)との国境協定では若干の修正をしただけで事実上マクマホン・ラインを国境として承認した。…

※「マクマホン,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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