世界大百科事典(旧版)内のマシーン式ティンパニの言及
【ティンパニ】より
…卵形を半分に切った大鍋形の胴をもつ銅製の太鼓の一種。開口部に直径よりやや大きなフープに巻き付けた革をかぶせる。その革の張力を加減することによって音程を変えるためのねじが6~8ヵ所取り付けてある。打点は音響上膜面の中心を避け,半径の1/3の外側の部分が最適である。三脚にのせフェルト等の桴(ばち)で奏する。現在,直径32インチ(約81cm),29インチ(約74cm),26インチ(約66cm),23インチ(約58cm),20インチ(約51cm)の各サイズがあり,およそ〈に音〉から2オクターブの音を出せる。…
※「マシーン式ティンパニ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」