世界大百科事典(旧版)内のマスジド・イ・ジャーミーの言及
【ダムガーン】より
…付設のミナレットはセルジューク朝(1058)の建造。後代に再建されたマスジド・イ・ジャーミーはイラン最古のミナレット(1006)を擁する。また,近郊にはセルジューク朝の円筒形墓塔ピール・イ・アーラムダール(1026)とチヒール・ドゥフタラーン(1054∥55)がある。…
【マスジェデ・ジョメ】より
…イランのイスファハーンにあるモスク。イランにおけるセルジューク建築の傑作。名称は〈金曜モスク〉の意。日本ではマスジド・ジャーミーともよばれる。創設は8世紀といわれるが,旧態をとどめているのはセルジューク朝以降の部分である。回廊に囲まれた中庭を中核とする4イーワーン形式で,南西イーワーンに隣接するドームを架けた大礼拝堂(1092),同じく主軸上にある中庭北東側のドームを架けた小礼拝堂(グンバデ・ハーキー。…
※「マスジド・イ・ジャーミー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」