世界大百科事典(旧版)内のマスタースライスの言及
【集積回路】より
…この対策として,配線以外は同じLSIを製作しておき,必要な機能に応じて配線パターンのみを変更して多くの品種を創出することが考えられた。このような配線以外は共通であるウェーハーをマスタースライスという。ゲートアレーは,あらかじめチップ上に回路要素(セルという)であるゲート回路を規則的に配置しておき,与えられた論理仕様に従ってセル間の接続配線パターンを設計し,専用機能を持つ論理LSIを実現する方法である。…
※「マスタースライス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」