マッカーサー,J.(読み)まっかーさー

世界大百科事典(旧版)内のマッカーサー,J.の言及

【オーストラリア】より

…またフリンダーズMatthew Flindersの大陸一周航海(1802‐03),そしてブラックスランドGregory Blaxlandらによるシドニー西方のブルー山脈越え(1813)をはじめとする内陸探検ラッシュによって,広大な農牧地発見が相次いだ。一方,有力入植者マッカーサーJohn Macarthurが19世紀初めスペイン原産メリノー種羊を大陸の風土に合うよう改良し,羊毛産業の基礎を築いた。 初期のニュー・サウス・ウェールズ入植地ではエマンシピストEmancipist(満期出獄した元流刑囚)とエクスクルージョニストExclusionistの対立が目だった。…

【羊毛】より

…35頭いたヒツジは長い船旅のため97年にニュー・サウス・ウェールズに着いたときには13頭に減っていた。イギリスの将校であったマッカーサーJohn Macarthur(1767‐1834)はそのうち雄3頭と雌5頭を買い取り,飼育を始めた。これがオーストラリアにおける羊毛産業の始まりである。…

※「マッカーサー,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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