世界大百科事典(旧版)内のマット苗方式田植機の言及
【田植】より
…【春原 亘】
[田植機の構造]
田植機には,作業者が歩きながら操作する歩行型田植機と,乗座する乗用型田植機があるが,いずれもエンジンの動力で走行する。最も広く利用されているマット苗方式田植機の構造は,苗載せ台,苗搔き取り部に一定量ずつ苗を送る苗供給装置,植付けづめで搔き取った苗を田面まで運んで差し込む植付け機構,植付けの深さを一定に保つため,苗が植え付けられる田面を均平にするフロート,エンジンと動力伝達装置,走行部などよりなる(図)。用いられる苗は,苗箱にマット状に栽培された中苗マット苗である。…
※「マット苗方式田植機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」