世界大百科事典(旧版)内のマップ・ウィング・バタフライの言及
【イシガケチョウ】より
…鱗翅目タテハチョウ科に属する中型のチョウ(イラスト)。イシガキチョウともいう。縦長の翅のため開張は5~6cmと小さい。和名は石崖(石垣)に似た翅の模様に由来し,英名は翅の縦条を経線に,翅脈を緯線に見たててmap‐wing butterflyという。南方系の種で,本州の三重県あたりが分布の北限となっており,国外ではインドから中国南部まで広く分布している。年3~5回発生し,成虫で越冬する。雌はやや大型で,地色が白色と黄色の2型あるが雄は白い地色のみである。…
※「マップ・ウィング・バタフライ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」