《マナハッタ》(読み)まなはった

世界大百科事典(旧版)内の《マナハッタ》の言及

【実験映画】より

…映画史家L.ジェーコブズによれば,アメリカの〈エクスペリメンタル・フィルム〉はドイツの表現主義映画,フランスのアバンギャルド映画およびソビエト映画のモンタージュ理論とその作品に強い刺激をうけ,映画王国ハリウッドがあった西海岸に対して東海岸のニューヨークで生まれた。その先駆的作品となった2作,画家C.シーラーと写真家P.ストランドによる《マナハッタ》(1921。マンハッタンのつづり換え語でホイットマンの詩からとられた題名)と,記録映画作家R.フラハティの《24ドル島》(1925)は,いずれもニューヨークという都会の風景を描いた〈カメラ・ポエム〉で,風景の記録であった。…

※「《マナハッタ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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