マニプ(読み)まにぷ

世界大百科事典(旧版)内のマニプの言及

【仏教音楽】より

…チベット,ブータンの大法要のときには,ドゥンと呼ばれる山岳地特有の3mに及ぶ長大な金属製のホルンが,2本一対で吹き鳴らされる。仏僧による法要合奏のほか,ダムニェン(撥弦楽器),スルリム(横笛)などの清廉な独奏,マニプと呼ばれる移動寺院の吟遊僧による偈文の独吟などが録音発売されている。日本においては,法会における,中国を経て伝えられた声明が,典礼音楽として主流であるが,雅楽としての西域起源の楽舞,伎楽,林邑楽なども,奈良・平安時代には行われた。…

※「マニプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む