世界大百科事典(旧版)内のマハートマー・ガンディーの言及
【ガンディー】より
…インドの政治指導者,思想家。〈バープー(父)〉〈マハートマー(偉大な魂)〉と称され,インド人大衆に親しまれた。カーティアーワールKāthiāwār半島の小藩王国ポールバンダルの大臣の長男として生まれた。4年間のロンドン留学で弁護士資格を得て1891年帰国。93年にある訴訟事件の依頼で南アフリカのナタールに渡ったことでその人生はコペルニクス的転換を見る。すなわちそこに働くインド人年季契約労働者の市民権獲得闘争を指導することとなり,自ら〈サティヤーグラハ(真理の把持)〉と名付ける大衆的非暴力抵抗運動を成功に導く。…
※「マハートマー・ガンディー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」