マハー・ビハーラ(読み)まはーびはーら

世界大百科事典(旧版)内のマハー・ビハーラの言及

【南方仏教】より

…スリランカへの初伝は,前3世紀ころアショーカ王の子マヒンダと娘サンガミッターによって行われた。当時の王デーバーナンピア・ティッサによってアヌラーダプラに建てられた大寺(だいじ)(マハー・ビハーラ)が南方仏教の拠点となった。以後,大乗仏教をも兼学する無畏山(むいさん)寺(アバヤギリ・ビハーラ)との抗争やイスラムの侵入,またポルトガル,オランダ,イギリスの支配によるキリスト教との対決の時代を経て今日にいたっている。…

※「マハー・ビハーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」