世界大百科事典(旧版)内のマフペイケルの言及
【キョセム・スルタン】より
…オスマン帝国第14代スルタン,アフメト1世(在位1603‐17)の妃,スルタン,ムラト4世およびイブラヒムの生母。ギリシア系の女性で通称〈マフペイケルMahpeyker〉(美貌,魅力的の意)。権力志向型の女性で,自己の子息たちのスルタン在位中は摂政として絶大な権勢をふるい,彼女を頂点とするハレムの政治介入は有能な吏僚を追放しその生命を奪った。…
※「マフペイケル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」