《マボ》(読み)まぼ

世界大百科事典(旧版)内の《マボ》の言及

【ダダ】より

… ダダの運動はそのほかイタリア,ロシア,スペイン,オランダ,ハンガリーにも波及した。日本でも1923年,高橋新吉の《ダダイスト新吉の詩》の刊行やダダに接近したアナーキストの詩誌《赤と黒》の創刊がみられ,その後,ドイツ帰りの村山知義を中心に,〈街頭へ,広場へ,絶望へ,虚無へ,アトムの転換へ!〉を合言葉とした《マボMavo》の創刊(1924),〈未来派〉〈アクション〉〈マボ〉グループの公募展〈三科会〉への合流,村山知義の詩,美術,演劇,舞踏を合成した〈劇場の三科〉などが続いたが,その熱気もアナーキズムが共産主義に再編される過程で数年で消えた。 リヒターによれば,〈ダダには綱領がないだけでなく,徹頭徹尾反綱領的であった。…

※「《マボ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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