マムート鉱山(読み)まむーとこうざん

世界大百科事典(旧版)内のマムート鉱山の言及

【採鉱】より

…これは鉱石1tを採掘するに必要な剝土・剝岩の量(容積で表す場合もある)であるが,この値が,採掘した鉱石の価値と鉱石プラス余分に掘りとられる土石の採掘に要する費用との差,すなわち鉱石の採掘によって得られる収益を決定する要因であることは容易に理解されるところである。 マレーシア,サバ州のマムート鉱山は日本の企業が現地法人に協力して開発した鉱山で,ボルネオ島の北部の1500mほどの高地で年間約250万tの銅鉱石を生産している。現在の採掘ピットの大きさは直径700mのほぼ円形で,深さ300mほどのすり鉢状をなしており,傾斜20~45度の斜面に各段12m高さの採掘ベンチが作られている。…

※「マムート鉱山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む