マヨリカ・タイル(読み)まよりかたいる

世界大百科事典(旧版)内のマヨリカ・タイルの言及

【タイル】より

…南スペインでは13世紀以降,いわゆるラスター彩ならびに多彩色のイスパノ・モレスク・タイルが宮殿や住宅の外壁,腰壁,床面を飾った。これらの技法は14世紀イタリアでも模倣され,マヨリカ・タイルとして大きく開花した。さらに16世紀に入ってマヨリカ陶器がアルプス以北のヨーロッパに伝播し,ファイアンス・タイルとしてスズ釉色絵タイルが各国で模倣されたが,16世紀の終りころからオランダではデルフトを中心にタイル生産が未曾有の発展をみ,17世紀にその頂点に達した。…

※「マヨリカ・タイル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android