マラクウェット族(読み)まらくうぇっとぞく

世界大百科事典(旧版)内のマラクウェット族の言及

【ケニア】より

…パラ・ナイル語系の牧畜民は中央の乾燥地帯に居住するが,その代表は伝統的な文化を保持するマサイ族(37万)である。ほかにリフト・バレー近くの高原地帯にはキプシギス族,ナンディ族,ポコット族,マラクウェット族,トゥゲン族などがいるが,彼らは〈カレンジンKalenjin〉という比較的新しい集合的アイデンティティを持つにいたり,国勢調査でも同一カテゴリーに含められる。カレンジンの人口は246万である。…

【口承文芸】より

…文字で書かれた一巻のテキストがありそれをもっぱら目で読むという形で享受する普通の文芸作品に対し,口伝えに歌いつがれ語りつがれてきた文芸を口承文芸と呼ぶ。フランス語のla littérature oraleにもとづき日本で口承文芸なる新語を初めて使ったのは柳田国男《口承文芸史考》(1947)だが,この著者もいうとおりそこには一種ほろにがい自家撞着がふくまれている。文芸とは本来,文字でもって作られ文字で書かれたものの名であったからだ。…

※「マラクウェット族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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