世界大百科事典(旧版)内のマリインスカヤ水路の言及
【運河】より
…アメリカ合衆国,カナダ両国の共同事業として開削されたセント・ローレンス・シーウェー(1959)はこの大陸最大規模の運河で,従来モントリオールを終点としていた大西洋航路は,いまや五大湖最奥部まで延長されている。
[旧ソ連邦・ロシア]
帝政ロシア時代にピョートル大帝は西欧の技術を導入して,首都ペテルブルグからボルガ河畔のルイビンスクに至るマリインスカヤ水路を開いた。これは天然の湖沼や河川を多くの運河で連ねたもので,運河の規模は小さかった。…
【ボルガ・バルト水路】より
…ボルガ川上流とバルト海を結ぶロシア連邦ヨーロッパ部北部の内陸水路。旧称マリインスカヤ水路Mariinskaya vodnaya sistema。ボルガ川上流のルイビンスク湖北端から北にいき,シェクスナ川,ベーロエ湖,コブジャ川,マリインスキー運河,ビチェグダ川,オネガ湖,ラドガ湖とネバ川を経てバルト海に至る。…
※「マリインスカヤ水路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」